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4月, 2024の投稿を表示しています

セミリタイアしてから人間が好きになってきたかも

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  セミリ太郎はカナダに来てからずっとお土産屋さんなどの観光業で働いてきました。 日本もそうだと思いますが観光業というのは季節によって忙しさに大きく差があります。 カナダは特に夏が忙しくどのくらい忙しいかと言うと閑散期の冬と比べて100倍くらい忙しい感じがします。 実際100倍も忙しくて100倍も売上があるわけではないのですが、感覚的には100倍くらい忙しいです。 夏になると世界中からたくさんの観光客が来て忙しくててんやわんやです。 働き始めてから最初の数年は夏は忙しくて楽しいなんて呑気なことを言っていましたが、これを何年も続けるとストレス以外のなにものでもなくなり観光客の顔を見るのも嫌になるほど疲れてそんな自分が嫌になりました。 こんな自分サイテーだなと思いつつも忙しすぎると自分をコントロールできなくなったのでこれはもうダメだなと思いました。 おかげで早くリタイアしたいという考えにもつながったのですが、あのまま忙しい日々を続けていたら危なかったですね。自分の大切な部分を失うところでした。 今、セミリタイアしてみて良かったことは、自分の働く時間をコントロールできるのでストレスレベルもコントロールできます。これにより夏の忙しさも観光客の多さも昔ほど嫌ではなくなりました。 これは本当に良かった、セミリタイアして良かったと思うことです。 自分という人間を失わずに無事に取り戻すことができた、そう感じます。 セミリタイアができたというのはかなり恵まれていることだと思いますが、セミリタイアしなければ危なかったという一面もあるのでセミリタイアして本当に良かったと思います。 おかげで今では人間が嫌いではなくなり人と話すのも楽しくなってきたという変わり様です。 ひとりひとりストレスに対する耐性も違うので、あの人にできるからと言って自分にもできると思わずに無理せずに働く時間を調整する、みんながそういうふうにできる世の中になると良いなと思います。 そのためにぜひ皆が株などの投資を始めて配当金収入などの不労所得を得て無理のない仕事量で生活できるようになったら良いなと願っています。

最近VOOの値動きが激しい気がする

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 正確なデータとかを調べたわけではないのでなんとなくですけど最近VOOの値動きが激しいような気がします。 気のせいかもしれませんが気のせいではないかもしれません。 もしかしたら4ヶ月間も上がり続けたこととSell in Mayが関係しているのかもしれないなと勝手な憶測をしています。 過去20年間の自分の投資経験からいうとこういう時はそのうちドーンと大きめに下げ、その時に「これはチャンス」などと手を出して買い出動すると更にもうひと下げもうふた下げということがあり、おっとっととなることが多かったように思うのでちょっと慎重に行こうと思っています。 上がり基調の中で買うと買った後も数週間、数カ月にわたって上がり続けてすぐに利益が出ると思うのですが、下がっている時に買うのが好きなセミリ太郎は買った後また下がるという経験をしなければならないことが多いのでなんだかなぁと思うので、だったら上げ相場で買えばいいのでは?と思うのですが、それもなかなかできないという難しい性格の持ち主なのだとたまに思います。 とはいうものの、自分のルールに従って淡々とやっていくのが一番良いのでしょうね。 現金比率などにも気をつけてやはり淡々とやっていくこととします。

好決算とマーケットの好調不調

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  グーグルのアルファベットとマイクロソフトが揃って好決算を発表したようでマーケットさえも引っ張り上げているようですね。 流石ですね。マーケットさえも引っ張り上げてしまうなんて。 その昔、セミリ太郎が持っていた石油銘柄の決算の時期、他の石油銘柄が好決算を発表して揃いに揃って爆上げしていた時、自分の銘柄の決算の日にマーケットが不調になり自分の銘柄が好決算だったにも関わらずその日のマーケットの不調に引きずられて下げたことがありました。とても残念でした。 よりによって自分の持ち株銘柄の好決算の日に下げなくてもなどと嘆いたものですが、個別銘柄はマーケット全体には勝てないということを学びました。 いろいろなストーリーはあるとは思うのですが、今回のアルファベットやマイクロソフトのようにマーケットさえ引っ張り上げてしまうこともあれば、マーケットに飲み込まれてしまうこともあるということを覚えておくのも大事ですね。

ブログ運営 【広告がつきました】

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  こんにちはセミリ太郎です。 今年の2月10日にこのブログを立ち上げてから2ヶ月ちょっと経ちました。 書きたいことだけを書きたいように書きたいだけ書く、 長年溜まっていたものを吐き出していくような感覚で書いてきました。 最近になってようやく溜まっているものが無くなってスッキリした感じがするので これからはちょっと違った感じで書いていくのかなぁなどと漠然と思っているのですがどうなるかはまだ分かりません。 それでも株や投資というのは自分の生活とは切っても切れない関係になっていて日々思うことや感じることは尽きないので書きたいことも随時出てくるのだろうなと想像します。 ところで、Google AdSenseの申請が通って今日から広告がつくようになったのでサイトの見た目や使い勝手が少し変わったように感じる方もいるかもしれませんがご了承ください。 広告がついたからと言ってもこのブログの趣旨は変わらず、 このブログの中の記事の1つでも2つでも、少しでも誰かの参考になったり役に立ったらこれが一番の喜び、そういう気持ちで書いていきますので今後ともよろしくお願いいたします。

現金比率に余裕がなくて追加投資できない

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  セミリ太郎は安く株を仕込むのが好きなので今年のように毎月上がっていく相場の時というのはいつ追加投資をしたら良いのか困ってしまいそうになります。 高い時に買うよりも安くなったら買いたいという欲が出てしまうのですね。 とは言うもののもしも現金比率が高まっていたら毎月、もしくは自分で決めた期日に追加で自動的に投資をしていくわけですが、今年は持ち株の株価も上がっているので現金比率が急激に増えることもありません。 株価が上がっている現在は配当金が入った時でさえも現金比率が自分で決めた10〜15%を上回ることもなくなかなか追加投資ができていないという状況です。 株価が上がっているのでこれはこれで文句も無いのですが追加投資をしないと配当金総額が増えないので少しつまらない感じはします。 しかしこういう上がっている相場の時に無理に現金比率を下げてまで投資をするというのは自分のルールに反するのでやらないこととしています。 やはりある程度の現金を保持していないといつか来る買い時に出動できないと面白くないですからね。 リーマン・ショックの時、現金が尽きてしまい欲しくても買えなかったという苦い経験は今でも忘れません。 しかし、その苦い経験のおかげでコロナショックの時には現金を持って買い向かうことができてうまくいったので今となってはあれは素晴らしいレッスンだったなと思います。

お金を貯めるには節約を楽しめるかが鍵

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  お金を増やす基本は「生活に使わない余剰資金を株式などの投資にまわすこと」ですが、 お金を貯める基本は 「 使う金額を稼いだ金額の範囲内で抑える 」 ですね。 給料が高ければ貯蓄に回せる金額が増えそうなものですが、周りを見ていてもどうもそうとは限らなそうです。 給料をたくさん稼いでいる人は意外とたくさん消費してしまっていて貯金がなかなかできない、そういう人も多いようです。たくさん稼ぐと豪遊したくなってしまうのでしょうか。 逆に給料が高くない人は投資にまわす金額を捻出するのが大変かと言うと必ずしもそうとはいえません。やり方次第です。 セミリ太郎もそうですが、給料収入が少ない時は生活費を抑え無駄な支出を控えコツコツと貯金に励みました。 スーパーでセール品を買えば通常の半額なんてこともあります。これも数百円の違いかもしれませんがこういう小さな積み重ねで1ヶ月に1万円の節約、積もり積もって1年間で12万円の節約、そして10年経てば120万円の節約ということになります。 携帯のプランも使い切れていない月額1万円のプランをやめて自分の使用料に丁度よい月額3000円のプランに替えたら毎月7000円のセーブです。1年間で84000円、10年間で84万円の節約です。これは大きいですね。 こうやって自分の消費を見直してコツコツと積み重ねていくことで給料の多少にかかわらず貯蓄に回す金額を捻出するのは可能です。 でも、こうやって節約するのが楽しくない人にとってはこういうやり方はつまらないとかストレスになってしまうのかもしれませんね。そういう人はたくさん稼ぎ続けるしか無さそうです。 我が家は夫婦揃って無理のない節約は楽しいことなので全く問題なく貯金ができ、そして投資にどんどんまわしています。 給料が上がろうが下がろうが関係ありません。こういう生活が板についたのです。 そして将来、株が自分たちを養ってくれると思うと尚更やりがいがありますね。

リタイア後、お金の有り無しはかなり重要【趣味編】

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  リタイアしてからの趣味が一人でやるものではなくて仲間と一緒にやるものだった場合、その趣味をやるために必要なのは自由な時間や健康な体だけではありません。 趣味を楽しむためにお金がそれなりに掛かる場合、 その仲間が自分と同じようにそれだけのお金を用意できないと同じ趣味を一緒に行えないこともあります。 例えば旅行、結構お金がかかります。 旅行に行きたい気持ちは同じだけ強くても飛行機代が用意できなかったら一緒に行くのを諦めなければなりません。 電車に乗って行く近距離の旅行ももっと頻繁に行きたいのはやまやまだけれども電車代にも宿代にもそして食事代にもそれなりにお金がかかります。 もちろんお金をかけずに旅行をする方法もたくさんありますが、それでもそれなりにお金がかかるので毎回一緒に行けないかもしれません。 リタイア後は誰と何をして過ごすか、どうやって楽しむか、お金の有無によっても変わってくるので自分の想像しているようにはいかないことも多くなるかもしれません。 そのためにも、自分ひとり、もしくは仲の良い夫婦ならば二人で遊べる趣味があると良いですね。

頑張れ我が塩漬け銘柄!

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  セミリ太郎、実は2008年から塩漬けしている銘柄が一つあります。 時が経つのは早いものですでに16年も塩漬けしてしまいました。 購入後間もなくリーマンショックに見舞われ株価は暴落、2016年には購入時から20分の1まで下がりました。 20分の1ですよ。そしてなかなかの高配当も暴落後は無配転落。 その後上がったり下がったりを繰り返し、2022年ようやく購入金額を上回る日が1日だけありました。指値を入れておけばよかったのですが突然の気まぐれな暴騰だったので入れていなかったため売り損ねました。残念でした。 その経験を踏まえ、以後買値をちょっと上回ったら売るという金額で指値を入れています。 2022年からは配当の支払いも再開してくれているので今となっては持ち続けても良いのですが、20分の1になった銘柄はまた20分の1になるような気がして気が気でないので持ち続けるのにちょっと疲れました。今度購入金額を上回ったら売ってしまおうと決意をしています。 あと10%上がれば指値がささってくれます。随分長いこと持ちました。 売った後さみしい気持ちになる銘柄もありますが、この銘柄は売った後はスッキリした気持ちになるだろうと予想しています。 あと10%!頑張れ我が塩漬け銘柄!

カナダでも誰かと投資について話す機会はありません

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  日本でもそうかも知れませんが、カナダでも投資について話す機会ってほとんど無いです。 いきなり友達に投資やってる?なんて聞いても引かれるだろうし配当金っていいよねなんて言ったらそれこそ変人扱いされそうです。 そういうことが好きな人の集まりにでも参加しない限りやはりこういう会話をする機会ってほとんど無いなとつくづく思います。 別に誰かに話したいとかそういうのじゃないんですけど、株投資を楽しんでやっている身としてはやはり誰かとああだこうだと話せたら楽しいのになと思うこともたまにあります。 あとは若い人と話して投資の可能性を知ってもらえたらいいのにと思うけれどやはり話のきっかけをうまく作っていくのは難しいですね。怪しい人間だと思われても困るし。 インターネットの普及で株投資が広がっているのは確かなのだと思うのですが、こういう会話ができる人は何処の誰?案外身近にいるのかもしれませんが、誰も私投資していますなんて看板下げているわけではないので見分けられないですね。 やはり普段は一人で家で静かに投資をし、書きたいことや喋りたいことはこのブログに書いていくのが一番平穏なのかもしれません。

投資資金を取り崩すのは勿体なくてなかなかできない

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  先日、新車の購入資金をコツコツと貯めているという記事を書きました。 300万円から600万円もする新車を買うためにその購入資金を貯めているのですが、実際はそのくらいの金額なら今保有して利が乗っている株をいくつか売れば用意できます。 しかし、せっかく地道に投資してきて地道に増やしてきた持ち株くんたちを売ってしまうとなるとなんだか勿体ない!そしてさみしい! 一度保有した株はできるだけ長く持ちたいし、利が乗って配当率も長年の保有で増えていると思うと勿体なくて売れない! そして持ち株を売るということはもらえる配当金が今よりも減ってしまうということを意味します。これも悲しい。 なので一度保有した株は基本的に売りたくない。手放したくない。取り崩したくない。 無い無い3原則みたいになってしまいました。 ということで、配当金をおろして生活費に当てるのは良いのですがやっぱり一度投資した株は持ち続けたいので車を買う資金は株口座とは別に用意して別のところで増やしていくのが個人的には好きだなと思いました。

車を買うための資金を株で稼ごうとするのは吉か

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  人々が投資でお金を増やそうとするとき、 その目的が将来のリタイア資金だとしたらそんなに急いで増やさなくても良いと思うかもしれません。 もちろん早く増やせば早くリタイア出来るので早く増やしたいという気持ちに変わりはないと思いますが。 しかし、目的が“車を買うための資金をつくる”だとしたら早く増やしたいという気持ちになると思います。 セミリ太郎の今乗っている車が買ってから15年経っているのであと3年から5年位で買い替えるかもしれないということを想定して新車購入資金を積み立て始めました。 本当はあと10年くらいは問題なく乗れるとは思うのですが、万が一故障した、事故で廃車になった、そういうときのことも考えて積み立て始めました。 セミリタイアしているので生活費は配当金でだいたい賄えるけれど給料収入が少ないのでまとまったお金を用意するにはもうちょっと働かないといけません。 しかし、新車購入用に積み立てている資金を株で運用したらもっと早く増えてくれるような気がするのでそうしたいのもやまやまなのですが、いざ車を買おうかという時に市場の暴落などでその新車購入資金が減っているというのも避けたいという気持ちもあるので今は安全をとってGIC (定期預金) に入れています。 GICも現在の利息は4%前後なのでまあ良しとしています。 しかし車は普通車で3万ドル(300万円)、大きめSUVやミニバンになると6万ドル(600万円)位するので高いですね。 街で見かけるおじいちゃんおばあちゃんが古いポンティアックとかに乗っているのはまとまった収入が無いからというのも一つの理由かもしれません。 もちろん、もう年齢も年齢だしもうじき乗らなくなるとか乗れなくなるからとかいう理由で新しい車もいらないのかもしれませんが。 リタイアしてからはまとまった資金が必要になってもすぐには用意できないかもしれないということを考えておく必要はありそうです。

スノーボール投資のことをもう少し考えてみた

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  バフェット氏の言葉に株式投資はスノーボールというのがありますが、この言葉をもうちょっと良く考えてみました。 スノーボールは押していけば大きくなるけど株は押しても小さくなる時もある。 更に株は押さなくても自動的に勝手に大きくなっていく。 見守っているだけで押さないことも多いのでこのことを踏まえて、自分のイメージを付け加えて書いてみました。 “なだらかな坂をゆっくりゆっくり転がるスノーボール。 暑い日(暴落時)には少し溶けて小さくなるけれど 涼しい日(好況時)には再び大きくなる。 天候は自分たちではコントロールできないけれど それでもスノーボールは毎日ゆっくりと転がり続けて大きくなる。 途中で押してあげる(入金する)と更に早く大きくなって再び転がり続ける。 長い時間をかけてゆっくりと転がり続けるとスノーボールは途方も無い大きさになる” 詩のようになってしまいました。 もう一つ スノーボールに関して注意点についても書いてみました。 “転がり続けて大きくなったスノーボールも良く見ていないと亀裂が入って途中で粉々になってしまう可能性もあるので注意深く観察しておく必要がある(粉飾決済、業績不振など)” “亀裂が入っていない綺麗なスノーボールもその先に有る巨大な岩にぶち当たって粉々になってしまう可能性もあるので転がるルートを確認しておくことも大事(競合他社、時代の移り変わりによる需要の変化など)” “スノーボールが早く転がり早く巨大になっても早く転がったせいで固まり方が甘いと途中で壊れる可能性もあるので注意(業績を伴わない理由の甘い株価急騰など)” “天候に関してはコントロールできないので受け入れて耐えるしかないけれど、急激な変化が長年続くときには他のルート(国、マーケット)を探すのもありかもしれない(日本の失われた30年のような場合)” 今度は戒め書きみたいになってしまいました。 こんなことをダラダラと言わずに “株式投資はスノーボール” とシンプルに伝えたバフェット氏は流石ですね。一瞬で皆に伝わって一瞬で理解できますね。

給料が低いことの利点

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  セミリ太郎はカナダに移民してカナダで働いて生活しているのですが、外国人がカナダ人と同じような職種に就いてカナダ人と同じような給料を貰うのは並大抵のことではありません。 日本でもそうだと思いますが言語の問題はとてつもなく大きいですね。 これは仕方がありません。 セミリ太郎のような凡人には尚更のことです。 しかし低い給料にも良いことはありました。 まず、給料が低かったから何かをしなければと思い株投資を始めたこと。 給料が高かったら高い給料に満足して株投資のことなど考えなかったかもしれないと思うとぞっとします。 おかげで早いうちに株投資に気付き株投資を始められて本当に良かったと思います。 (出来る人なら高い給料を貰いながら株も始めてさらに増やしているとは思いますが。) しかしもし高い給料をもらっていたら高い給料を失うのが勿体なくてまだセミリタイアしてなかったかもしれません。 低い給料だったからこそ前の仕事を辞めるのに躊躇しなかったし、新しい仕事を始めても今までとそんなに時給は変わらない。だからセミリタイアして仕事を替えても全く問題がない、セミリタイアすることへの気持ちのハードルが低い、これは低い給料で良かったもう一つの利点です。 セミリ太郎が高い給料をもらっていたとしたらもっと稼いでもっとたくさんのお金を株に投資してもっと増やして、そしてもっともっととなってしまうのは目に見えているので低い給料でも良かったのかもしれません。 でもやっぱり高い給料うらやましー!でもハイストレスは嫌! やっぱり現状で満足です。

若いうちは無理にリタイアを目指さずにセミリタイアでも良いかも

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  たくさんの人が今の仕事が辛くて嫌だとかストレスから逃れたいという理由で早くリタイアしたいと思っているかと思います。 セミリ太郎も同じように早くリタイアして仕事のストレスから開放されたいと思っていました。 そして47歳で セミリタイア したのですが、このセミリタイアというのはとても良いです。 65歳とか70歳になったことがないので詳しくはわからないですが、想像するに、その頃になると体が今よりももっと動かなくなるだろうし気力ももっと衰えているだろうと想像します。 しかし今はまだそこそこ若いので体も動くし気力も有る、そして仕事もできる。 そして一番は家族と今しか過ごせない時間を 今 過ごせる、今しかできないことが 今 できる、これに限ります。 若いうちから完全リタイアを目指すとリタイアに必要な分のたくさんのお金を稼ぐのに無理をしたり自由な時間を削ったり家族との時間を減らしたりしなければいかないかもしれません。これでは何のために一生懸命働いているのか分かりません。家族のために働いているのに家族と過ごす時間がない、本末転倒です。 しかし、セミリタイアならば完全リタイアとは違って完璧な金額を貯められていなくてもこれからまだ働いて稼いでいくこともできます。 何よりもセミリタイアの良いことは若いうちからやりたいことに着手する時間ができることです。今、若い時にしか過ごせない時間を今過ごす、これができることです。 完全リタイアするまで無理して我慢我慢の生活を続けるよりもセミリタイアならば若いうちからいろいろな恩恵を受けられる、そう感じます。 もし遠い遠いリタイアまで頑張れるか不安になる人はセミリタイアも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

いろいろな記録をつけておくと後で見直せて勉強になる

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  セミリ太郎はいろいろな記録をつけておくのが好きです。 取引記録、残高記録、配当金記録、入金記録など、株取引に関するありとあらゆる記録をつけています。 みなさんもそうかも知れませんね。 投資口座のスクリーンショットを定期的に撮るだけでも良いですね。 セミリ太郎はマイクロソフトエクセルのオンラインの無料バージョンを使っていますがこれで十分事足りています。 記録をつけておくことによって過去の記録を見てみると面白いです。 4年前のコロナショックの頃の資産残高がいくらかだったかを見てみたら今と比べてあまりにも少なくてびっくりしました。こんな金額だったらセミリタイアできていません。 毎日株価を見て毎日更新される自分の資産残高を目にしているうちにこの更新された金額が今の自分のデフォルトになっているので数年前の金額に驚くということですね。 でも、同じ驚きでも減っていたらさみしいですが増えているのは大歓迎です。 増えている資産残高を見て今自分がやっていることは正しいのだと実感できます。 投資を始めてから最初の10年間は増えたり減ったりだった、うまくいっていなかった、そういうことも記録を見れば分かるのでその頃と今を比べて今はたぶん正しいことをやっているのだろう、そう思えます。 自分の投資戦略、投資方法、投資の考え方、こういったものも記録を見れば思い返せるのでやはり記録をつけておくと楽しいですね。

日本のホテルの値段が上がった!

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  セミリ太郎は1年に一回か2年に一回位日本の家族に会いに行きます。 海外に住んでいる日本人のうち半分くらいはこういう感じでちょくちょく日本に行っているのではないでしょうか。 カナダから飛行機で成田空港まで飛び、その後実家に行く前に東京に何泊かするのですが、楽天トラベルでいつも泊まっているホテルを調べてみたら金額が随分と上がっていました。 随分というのは50%UPです。 シンプルで安いホテルなのですが、ロケーションもサービスも申し分のないホテルで日本に行く時は毎回泊まっていたのですが、今回この金額を見てびっくりしました。 今までこのホテルで満足していましたがこれほどの金額の上昇となっては安くて良いものを探すのが性分の投資家としては無視できません。 しかしためしに周りのホテルも調べてみたのですが、やはりどこも同じように値上がりしている様子でした。 日本もインフレで物価が上がってきているのだなと実感。 長年、本当に30年とかそういう単位の長年ですね、日本の物価が変わらなかった感じなので今回のこのホテルの金額の上昇に少し危機感を覚えました。 こんなに大きな上昇を見たのは初めてのことです。 でもインフレは悪いことばかりではなくて良い面も大いにあると思うのでこれはこれで良いのでしょう。 ただ、セミリ太郎が日本に行った時にちょっとホテル代が高い、ちょっと食費が多くかかる、それだけのことです。 セミリタイアしたからといって資産を減らしても良いということは決して無く、生きている限り常に資産を増やしていかなければいけないということですね。 今回の物価上昇を体感してあらためて自分の資産を増やすことの重要性を感じました。

配当金を使った再投資はなんだか良い気分ですね

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  以前DRIP(Dividend Re-Investment Plan) について書きましたが、 DRIPをしているとその株からもらった配当金でその同じ株に再び再投資していくことになります。 その株が良い株で将来ずっと持っていたい株ならばこのDRIPは素晴らしい制度です。 しかしDRIPのマイナス面は、その株が将来だめになってしまう株だったとしたら何のための再投資なのか良くわからなくなってしまうというところです。 なので最初の銘柄選びで失敗してしまうとDRIPの悪い面が顕著に現れます。 最初に良い株を選べたら問題ありませんが最初から良い株を選べない可能性も大いにあるというのが銘柄選びの難しいところですね。 しかし、DRIPをせずにその株からもらった 配当金で違う株を買うという戦略にすれば 銘柄の分散もできるし、自分で働いて稼いだ給料から入金した資金とは違いもらった配当金での投資なのでちょっと気持ちが違います。 無料(実際は無料ではありませんが)で稼いだお金で買う新しい銘柄は最初に買った株が買ってくれたようなものなのでお得感満載な気分になります。 こうして徐々に 株が株を買ってくれる という方法で新しい銘柄を増やしていくとやはり配当金は良いなと思い配当金サイコーという良い気分になりますね。

リタイア中に株資産が半分になった場合も大丈夫か考えておく

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リタイア、セミリタイア、アーリーリタイア、FIREとリタイアにもいろいろな形態がありますが、全てにおいて言えることは、 自分が生きている間の生活費を賄えるだけの資金を最後まで枯渇させずに維持する事ができるかどうかということです。 自分の計算と見積もりの詰めが甘くて将来リタイア後の資金が足りなくなってしまうという自分のせいで失敗が起こる可能性もありますが、 外的要因としても、 インフレによる物価上昇、株式市場の暴落、停滞、不況、恐慌(恐慌は無さそうな気がする)などによって自分の老後資金が足りなくなることも考えられます。 インフレは徐々に自分の資金を蝕んでいくという怖さもありますが、株式に投資をしているならば株の値上がりでコントロールできそうな気がします。 しかし、株式市場の暴落の場合、暴落が来た時に自分の資金が半分になってしまうようなことがあると老後資金取り崩し方法を採用している人は大いにうろたえてしまうかもしれません。 暴落後半分になった老後資金は今までの半分しか取り崩しができなくなるわけですから。 考えただけでも恐ろしいですね。 しかしその場合も暴落後数年間を耐えれば株価が元の金額に回復することも大いに考えられるので暴落している間に資金の取り崩しをしなくてもすむような生活をしていれば問題ないのかもしれません。 例えば手元に株価暴落時専用の生活防衛資金のようなものを用意しておくとかすると株価が回復するまでの間うまく凌げるかもしれませんね。 あとは、やはり配当金です。 リーマンショックやコロナショック、その他の調整などの時のセミリ太郎の経験から、 たとえ株価が半分になっても配当金は現状維持という会社も多かった(カナダでは)ので 配当金に頼るリタイア生活はアリだと思っています。 株価が半分になっても配当金は半分にならなかったという印象です。 なので配当金に頼るリタイア生活は株価の上昇に頼るリタイア生活よりは将来を若干計算しやすいのではないかと思っています。 しかし、暴落時には配当金がゼロになったり半分になった会社もあったのでやはり投資先を分散しておかないといけないという考えには変わりはありません。

配当金がほしいなら高配当銘柄なのか

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配当金は良いです。本当に良いものです。 配当金が生活費を上回れば今の辛くて嫌な仕事を辞めることもできます。 配当金のおかげで仕事を辞めてその後は自分の好きなことに時間を費やすという自分のライフを送ることができます。 だから配当金を一生懸命増やすことに専念しよう。 そういう流れになります。 配当金のことを一生懸命勉強して配当銘柄のことも研究する。 3%の配当を出す銘柄より4%の銘柄、5%や6%はなお良い。 そんな考えになってきます。 しかし持ち続けてみると分かるのですが、 高配当銘柄の増配率が高くないということもしばしば 、増配率が高くないだけならともかく株価も上昇しない、そういう銘柄も結構あります。 こうなってくるとやはり隣の芝生は青く見えるので他の銘柄の高い増配率が羨ましくなりまた他の銘柄の株価上昇がやはり羨ましい、そんな循環になることもしばしば。 人間は弱い(というかセミリ太郎の心が弱い!?)、高い配当が欲しくて高配当銘柄を買っても株価横横と低増配率が続くとなんだか不安に。 こうなってくると高配当銘柄よりも普通くらいの配当、2.5%くらいか、このくらいの配当をだす銘柄のほうが株価上昇と順調な増配率がとれるような気がしたりして心が揺れたりします。 結局は何年も持ち続けてみないと分からないのでしょうが、高配当銘柄を買ったからと言って将来ずっとその銘柄を持ち続けられなければ意味がないのでそれなら高配当でなくても自分で自信の持てる 大型優良銘柄 を買ったほうが長期に渡る増配と株価上昇で報われる可能性が高い、そんなふうに思います。

とにかくやってみよう

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  株を始めるにしても何かを始めるにしても初めてのことをやってみるのって結構勇気がいるものです。 なかなか始められなかったけれどいざ始めてみたら"なんだこんなものか"って思ったりするものも多いのになかなか始められない。 なんだか怖い。なんだか勇気が足りない。もっと情報が欲しい。 そんなふうに感じます。 でも世の中には何か新しいことや新しいものがゴロゴロ転がっていて自分が望む望まないに関わらず新しいことがドンドン向こうからやってきます。 とはいっても新しいことを全部やるには時間も体力も足りないので自分で選ばないといけません。 でも、世の中の皆に是非やってもらいたいのは株式投資です。 セミリ太郎も株を始める時はドキドキしましたが ナイキのスローガン "JUST DO IT"(とにかくやってみよう)に背中を押されました。 難しいことを考え始めると怖くなったりもっと情報を集めて確実にしてからにしようなどと思ってなかなか始められなくなってしまうかもしれません。 考えすぎると萎縮してしまうこともあるので考える前にJUST DO ITというように単純に始めてみるのも良いかもしれません。 始めてみるとそれまで見えなかった景色がぱあっと広がって色々見えてくるものです。

Donation (寄付) をするということ

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  日本にいた頃、まだ20代前半までの頃、Donation(寄付)について深く考えたこともなかったし、そういうものはお金をたくさん持っている大人がやるものだと漠然と思っていました。 カナダに来てから投資に出会い、それと同時にたくさんの本を読みましたが、その本のいくつかにDonationの重要性について書かれていたのでちょっと気になり始めました。 気になり始めたというよりも何かが引っ掛かり始めたという表現のほうがその時の自分の心境にあっていたと思います。 その頃はまだ貧乏だったセミリ太郎は自分は大した金額を持っていないので自分がDonationをしたとしてもその効果は殆ど無いだろう、お金が十分に貯まってからやればよいだろう、だから今はDonationはお金持ちに任せれば良いという考えでしたがある時ハッと気づきました。 このままだといつになっても始めない。 いつになっても十分なお金を持っている気がしないうちは始めないだろう。 結局いつになっても始めないのではないか。 そう思い始めました。 いくつかの投資本の中で、人間(投資をする人)はDonationをする義務がある、そういうことが書かれていたので本に影響を受けやすいセミリ太郎はDonationをしたことがない自分に危機感を覚えました。 このままでは本物の投資家たちと同じことをしていない自分になってしまう=自分は投資家としては認められない、そう思いDonationをしてみることにしてみました。 ちょっと不純な動機かもしれませんが、本物の投資家になるためには本物の投資家と同じことをする必要があると信じていたのでおそるおそるですが自分のお金を寄付するというDonationという行為を始めてみました。 今まではお金を増やそうと働いて得た大切なお金を一生懸命投資に回していましたので このお金を減らすという行為は心理的にとてもつらい行為でした。 ちょっとうる覚えですが、読んだ本の中には収入の10%を寄付しようみたいなことが書いてあったのですが、流石にそこまでやる勇気もなくまずは給料収入の5%をDonationしてみようと計画しました。 しかし5%というのはなかなか大きな金額でしてDonationを始めた最初の数年は5%どころか1%台、それからようやく2%台、なかなか3%台に到達できないという有り様でした。 それでもDona...

株式投資をしていて良かったと思うこと

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これから先も給料を稼ぎながら、その給料収入で生活しようと思っている方も多いと思います。むしろ、そういう考え方の人の方が多いでしょうか? しかし夫婦共稼ぎならまだ良いですが、もし1人の収入だけに頼っている家庭の場合は、その稼ぎ頭が万が一怪我をしたり重い病気にでもかかったりしたら家計の収入がゼロになってしまいます。 怪我までいかなくても年齢を重ねるにつれて足が痛い、腰が痛い、手が痛い、目が痛い、頭痛が頻繁に起こるようになった、病気がちになった、などとあちこち不調が出てくるかもしれません。 給料収入に頼っていると、体調が悪かろうが、手が痛かろうが、仕事を休むわけに行かなければ辞めるわけにもいきません。 セミリ太郎は20年前に株式投資を始めたおかげで今では配当収入があり 配当金収入があるおかげで、 仕事の時間を減らしたり、負担の少ない仕事を選ぶ自由もできた事は幸いです。 株式投資を始めて本当に良かったと思います。 また、自分に万が一のことがあって自分がこの世からいなくなった時にも、この不労所得である配当金収入を家族に残してあげる事ができるのは給料収入と大きく違うところですね。

一般的にオススメな投資方法 vs. 一般的にはオススメ出来ないけど一番楽しい投資方法

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投資方法は十人十色、 人の数だけ投資方法が存在するので君にはコレ!あなたにはコレ!とサクッと言えないのが辛いところであります。 もしサクッと伝えることが出来てサクッと実行できたらどんなに良いだろうにと思うことはあるのですが、それは現実的に無理だということも理解しています。 だからこそ投資アドバイザーという職業が存在するのでしょうが、投資アドバイザーがどのくらい自分に寄り添ったサービスを提供してくれるかは自分の知識にもよるのではないかと思います。 自分が自分の収支も把握できていない、投資に関する用語も知らない、投資のことなど考えたこともない、こんな場合は投資アドバイザーとしてもいわゆるお決まりの一般的で当たり障りのない投資方針くらいしか示すことが出来ないのではないでしょうか。それでも何かやり方や道筋を示してくれてなにかのきっかけくらいは得られるのではないでしょうか? 投資アドバイザーはお客様に情報を与えることによって給料をもらい生計を立てるといういわゆるサラリーマンなのでそれなりの込み入った情報の詰ったアドバイスをしないと仕事として成り立たないのではないかと想像してしまいます。 だから、ウォーレン・バフェット氏が言うような90%をVOOに、残り10%を債券に、などということは投資アドバイザーには言えないのではないでしょうか。シンプルすぎて。 バフェット氏がVOOを一般的におすすめするように株式市場が過去の数々の暴落や恐慌を乗り越えて平均7%のリターンをあげてきたという歴史を見るとこれは一般的に十分オススメできるシンプルな投資方法なのだと思います。 投資はシンプルな方が良さそうです。 しかし、すでに株式投資を始めた方々は株式投資の面白さとそこに秘められた可能性の楽しさに気づいてしまっているのではないでしょうか。 一度その楽しさに取り憑かれてしまった投資家はすすんで質素倹約に励み、一生懸命働いてコツコツと貯めたお金を株式市場にどんどん投資して、誰に言われるまでもなく自ら勉強して難しい用語を調べ、投資家の間で話されている会話の意味を隅々まで調べ、銘柄選びなども進んで実行しているのではないかと思います。 そうなると個別銘柄に投資するということに秘められた可能性に魅せられて楽しくて仕方がないという最高の投資方法に出会うのですね。 いわゆる一般的にはオススメ出来ないけど一番楽しい...

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