配当金がほしいなら高配当銘柄なのか
配当金は良いです。本当に良いものです。
配当金が生活費を上回れば今の辛くて嫌な仕事を辞めることもできます。
配当金のおかげで仕事を辞めてその後は自分の好きなことに時間を費やすという自分のライフを送ることができます。
だから配当金を一生懸命増やすことに専念しよう。
そういう流れになります。
配当金のことを一生懸命勉強して配当銘柄のことも研究する。
3%の配当を出す銘柄より4%の銘柄、5%や6%はなお良い。
そんな考えになってきます。
しかし持ち続けてみると分かるのですが、高配当銘柄の増配率が高くないということもしばしば、増配率が高くないだけならともかく株価も上昇しない、そういう銘柄も結構あります。
こうなってくるとやはり隣の芝生は青く見えるので他の銘柄の高い増配率が羨ましくなりまた他の銘柄の株価上昇がやはり羨ましい、そんな循環になることもしばしば。
人間は弱い(というかセミリ太郎の心が弱い!?)、高い配当が欲しくて高配当銘柄を買っても株価横横と低増配率が続くとなんだか不安に。
こうなってくると高配当銘柄よりも普通くらいの配当、2.5%くらいか、このくらいの配当をだす銘柄のほうが株価上昇と順調な増配率がとれるような気がしたりして心が揺れたりします。
結局は何年も持ち続けてみないと分からないのでしょうが、高配当銘柄を買ったからと言って将来ずっとその銘柄を持ち続けられなければ意味がないのでそれなら高配当でなくても自分で自信の持てる大型優良銘柄を買ったほうが長期に渡る増配と株価上昇で報われる可能性が高い、そんなふうに思います。