スノーボール投資のことをもう少し考えてみた

 







バフェット氏の言葉に株式投資はスノーボールというのがありますが、この言葉をもうちょっと良く考えてみました。

スノーボールは押していけば大きくなるけど株は押しても小さくなる時もある。

更に株は押さなくても自動的に勝手に大きくなっていく。

見守っているだけで押さないことも多いのでこのことを踏まえて、自分のイメージを付け加えて書いてみました。


“なだらかな坂をゆっくりゆっくり転がるスノーボール。

暑い日(暴落時)には少し溶けて小さくなるけれど

涼しい日(好況時)には再び大きくなる。

天候は自分たちではコントロールできないけれど

それでもスノーボールは毎日ゆっくりと転がり続けて大きくなる。

途中で押してあげる(入金する)と更に早く大きくなって再び転がり続ける。

長い時間をかけてゆっくりと転がり続けるとスノーボールは途方も無い大きさになる”


詩のようになってしまいました。


もう一つ

スノーボールに関して注意点についても書いてみました。


“転がり続けて大きくなったスノーボールも良く見ていないと亀裂が入って途中で粉々になってしまう可能性もあるので注意深く観察しておく必要がある(粉飾決済、業績不振など)”

“亀裂が入っていない綺麗なスノーボールもその先に有る巨大な岩にぶち当たって粉々になってしまう可能性もあるので転がるルートを確認しておくことも大事(競合他社、時代の移り変わりによる需要の変化など)”

“スノーボールが早く転がり早く巨大になっても早く転がったせいで固まり方が甘いと途中で壊れる可能性もあるので注意(業績を伴わない理由の甘い株価急騰など)”

“天候に関してはコントロールできないので受け入れて耐えるしかないけれど、急激な変化が長年続くときには他のルート(国、マーケット)を探すのもありかもしれない(日本の失われた30年のような場合)”


今度は戒め書きみたいになってしまいました。


こんなことをダラダラと言わずに “株式投資はスノーボール” とシンプルに伝えたバフェット氏は流石ですね。一瞬で皆に伝わって一瞬で理解できますね。

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