リタイア中に株資産が半分になった場合も大丈夫か考えておく
リタイア、セミリタイア、アーリーリタイア、FIREとリタイアにもいろいろな形態がありますが、全てにおいて言えることは、
自分が生きている間の生活費を賄えるだけの資金を最後まで枯渇させずに維持する事ができるかどうかということです。
自分の計算と見積もりの詰めが甘くて将来リタイア後の資金が足りなくなってしまうという自分のせいで失敗が起こる可能性もありますが、
外的要因としても、
インフレによる物価上昇、株式市場の暴落、停滞、不況、恐慌(恐慌は無さそうな気がする)などによって自分の老後資金が足りなくなることも考えられます。
インフレは徐々に自分の資金を蝕んでいくという怖さもありますが、株式に投資をしているならば株の値上がりでコントロールできそうな気がします。
しかし、株式市場の暴落の場合、暴落が来た時に自分の資金が半分になってしまうようなことがあると老後資金取り崩し方法を採用している人は大いにうろたえてしまうかもしれません。
暴落後半分になった老後資金は今までの半分しか取り崩しができなくなるわけですから。
考えただけでも恐ろしいですね。
しかしその場合も暴落後数年間を耐えれば株価が元の金額に回復することも大いに考えられるので暴落している間に資金の取り崩しをしなくてもすむような生活をしていれば問題ないのかもしれません。
例えば手元に株価暴落時専用の生活防衛資金のようなものを用意しておくとかすると株価が回復するまでの間うまく凌げるかもしれませんね。
あとは、やはり配当金です。
リーマンショックやコロナショック、その他の調整などの時のセミリ太郎の経験から、たとえ株価が半分になっても配当金は現状維持という会社も多かった(カナダでは)ので配当金に頼るリタイア生活はアリだと思っています。
株価が半分になっても配当金は半分にならなかったという印象です。
なので配当金に頼るリタイア生活は株価の上昇に頼るリタイア生活よりは将来を若干計算しやすいのではないかと思っています。
しかし、暴落時には配当金がゼロになったり半分になった会社もあったのでやはり投資先を分散しておかないといけないという考えには変わりはありません。