一般的にオススメな投資方法 vs. 一般的にはオススメ出来ないけど一番楽しい投資方法
投資方法は十人十色、
人の数だけ投資方法が存在するので君にはコレ!あなたにはコレ!とサクッと言えないのが辛いところであります。
もしサクッと伝えることが出来てサクッと実行できたらどんなに良いだろうにと思うことはあるのですが、それは現実的に無理だということも理解しています。
だからこそ投資アドバイザーという職業が存在するのでしょうが、投資アドバイザーがどのくらい自分に寄り添ったサービスを提供してくれるかは自分の知識にもよるのではないかと思います。
自分が自分の収支も把握できていない、投資に関する用語も知らない、投資のことなど考えたこともない、こんな場合は投資アドバイザーとしてもいわゆるお決まりの一般的で当たり障りのない投資方針くらいしか示すことが出来ないのではないでしょうか。それでも何かやり方や道筋を示してくれてなにかのきっかけくらいは得られるのではないでしょうか?
投資アドバイザーはお客様に情報を与えることによって給料をもらい生計を立てるといういわゆるサラリーマンなのでそれなりの込み入った情報の詰ったアドバイスをしないと仕事として成り立たないのではないかと想像してしまいます。
だから、ウォーレン・バフェット氏が言うような90%をVOOに、残り10%を債券に、などということは投資アドバイザーには言えないのではないでしょうか。シンプルすぎて。
バフェット氏がVOOを一般的におすすめするように株式市場が過去の数々の暴落や恐慌を乗り越えて平均7%のリターンをあげてきたという歴史を見るとこれは一般的に十分オススメできるシンプルな投資方法なのだと思います。
投資はシンプルな方が良さそうです。
しかし、すでに株式投資を始めた方々は株式投資の面白さとそこに秘められた可能性の楽しさに気づいてしまっているのではないでしょうか。
一度その楽しさに取り憑かれてしまった投資家はすすんで質素倹約に励み、一生懸命働いてコツコツと貯めたお金を株式市場にどんどん投資して、誰に言われるまでもなく自ら勉強して難しい用語を調べ、投資家の間で話されている会話の意味を隅々まで調べ、銘柄選びなども進んで実行しているのではないかと思います。
そうなると個別銘柄に投資するということに秘められた可能性に魅せられて楽しくて仕方がないという最高の投資方法に出会うのですね。
いわゆる一般的にはオススメ出来ないけど一番楽しいやつです。
本当はみんながコレをやるとみんな楽しいと思うけどやはりそういうわけにもいかないだろうから一般的にはバフェット氏と同じようにVOOと言うのでしょうね。