投資において出口戦略とはいったい?
セミリ太郎:株とETFを持ち続けて一生売るつもりはないので出口戦略はありません!
まぁまぁ、そう言わずに少し一緒に考えてみましょう。
出口戦略、難しい言葉ですね。
投資において出口とは一体どこなのでしょうか。
投資を終了する時?いや、投資は一生辞めません。
完全リタイアした時?いや、まだまだ投資は終わらせません。むしろ積極的に運用しているでしょう。
短いスパンで考えれば、ある株を買う時に売る時のことを考えておくこと、そういうことかもしれません。
でも本当に売らないつもりで買う株やETFについてはどうなのでしょうか?
ETFについては一生ホールドで良さそうですが、個別株については万が一のことを考えておくのも重要そうですね。
個別株のストーリーに変化が生じた際に売ることを考えてあれこれ考えておく、これがいわゆる出口戦略でしょうか?確かに大事なことですね。
あとは将来のお金の引き出し計画についてでしょうか?
そうはいっても今の資産状況と20年後30年後の資産状況では金額も違うので今計算しても皮算用のようなものになってしまい再現性は高くないかもしれません。
その皮算用を使った計算では引き出し額も正確に計算できないので引き出し計画を練っておくというのもなかなか難しそうです。
その点配当金ならば計画的引き出しとか考えずに各銘柄から入ってきた配当金を自分の生活口座に移す、それくらい簡単なことだと思っています。持ち株を売ることもなければ売ったことによる元本の毀損もないので配当金は現状維持、もしくは増配で増えていくことが期待されます。それくらい簡単になる予定をしています。(もちろん減配などもありますが)
あとは自分に万が一のことがあったらのことを考えておくということでしょうか?。
特に配偶者や子供がいる場合は自分の資産をうまく残せるように弁護士と相談して残された家族を守ってあげたいですね。
いわゆる相続とか遺言と言うやつですね。これこそが出口戦略なのかもしれません。
やはり遺言はきちんと書き、残された人のために自分の投資の運用方法を記す、もしくは上手にお金の引き出しができるようにシンプルにしておく必要はありそうです。
配当金をもらうだけの簡単な計画を立てたとしても難しくて手のかかる可能性のある個別銘柄などは清算してシンプルにIndex ETF一本とかにしておいたほうが分かりやすくて良いのでしょうか。この辺は悩むところです。
人生の出口における投資戦略、重要な事案なのでじっくり考えていきたいと思います。