効率が良い投資方法なのかどうかはあまり重要ではないかもしれない
投資を始めると何が一番効率が良い投資なのか、
一番効率の良い投資は一括投資なのか、時間を分散した投資なのか。
米国株投資なのか、全世界株式なのか
特に投資を始めた初期の頃は悩むかもしれません。
実は投資を長くやっていても悩みます。
たとえば仕事をしていても効率が悪い所を見つけると鬱蒼とした気分になりなんでもっと効率の良い方法にしないのかな、できないのかな、なんて思うこともありますから投資でも同じように効率を求めたくなる気持ちはあります。
だから投資をしていてもベストな方法を導き出すためにあれこれ試したりいろいろ読んで勉強したりしながら自分を磨いている(つもり)のですが、だからといってそれが効率化に繋がるとも限りません。
また、効率が良い投資というものが存在したとしても実際にその効率の良い投資を今の自分が実行できるかどうかというのはまた別問題だと思います。
金銭的なこと、家庭のこと、仕事のこと、時間のこと、そして自分の投資判断、すべてが関係してくるので効率的な方法があったとしてもそれをできない可能性もあります。
効率的な投資方法ができないからそれすなわちダメかということでもなく、個人個人にはそれぞれのやり方、考え方があり投資に対する時間のかけ方も違うのでみんな違う投資方法で良いのだと思います。
最高の効率を追い求めたい気持ちは分かりますが、結局は各々が自分のできる範囲で自由にやっていくのが一番良いのではないかでしょうか。
無理をして自分の時間や限られたリソースを効率の良いとされる投資方法に効率よく費やしたからと言ってそれが決して最高の結果をもたらすとも限らないと思います。
投資で一番大事なのは、無理をせず、じっくり、ゆっくり、あせらず、心に余裕を持って、こんな感じではないでしょうか。
とは言っても、これはセミリ太郎の考え方であって、他の人は皆それぞれの考えがあると思うのでそれはそれで良いと思うし結局のところ千差万別ということですね。