配当金とは
配当金とは?
投資先企業がそのビジネスで利益を出して、その利益の一部を配当という形で投資家に還元してくれるお金のことです。
配当金を払う会社もあれば一切払わない会社もあります。
どの会社がどのくらい配当を払うかという情報は今はインターネットを見れば簡単に調べられます。
配当率(投資したお金に対して何パーセントお金が払われるか) は各企業によって違いますが概ね0%〜4%くらいです。
平均 2%〜3%でしょうか。
5%、6%、7%、8%という高配当の企業もありますが、高配当すぎる企業に投資する場合は特に良く調べてからということが多いようです。
投資を始めた資金の限られる初期の頃には配当金はあまり面白く見えないかもしれません。
セミリ太郎もそうでした。$10000 (約100万円) 投資して1年間で$300 (約3万円) 貰える。そんな感じです。しかも1年間の間に投資金額が10%、金額にして$1000 (約10万円) も値下がりしたりするとなんのために配当金狙いでこの会社に投資したのかなどと思ってしまいます。
しかし、運用額が大きくなってくると配当金はありがたいものになってきます。
人生の中で "ありがたいものリストTop10" に入ってくるほどです。
良い会社の株を買うと毎年増配するので毎年追加投資をしなくても配当額が増えていくのです。
初期投資した頃は3%の配当率だったものが辛抱強く持ち続けるだけで10年後には6%になったりします。
これは嬉しい。そこから更に10年持って12%にしたい、
こんなふうな考え方になってきます。
時間を味方にして配当金を増やす。
わくわくします。
配当金投資の醍醐味ですね。
そしてこの配当金が安定して入ってくるからこそ持ち株を長期間ホールドするのが楽しみにもなります。
また、マーケットが軟調な時や暴落時でさえも配当金があれば間違ってパニック売りしてしまうなんて失敗も避けられるものです。
株価が市場の間違えや気まぐれで半分になった時でも配当は暴落前と同じように払われる、
そんな時その会社を信じられるようになり
この会社となら長い付き合いをしていけるな、などと勝手に思い
自分の心のなかで勝手に信頼関係を結んだりします。
自分が保有している銘柄から振り込まれるだけだと思っていた配当金、
意外と奥が深いので興味がある方は色々と深く調べてみると良いかもしれませんね。