初めての株を買ってみた その3
2005年10月26日、初めての買付でエンカナの株を買った後、すでに口座の限界の金額をエンカナに注ぎ込んでいたので他の株の買付はできません。
エンカナが買値より高くなったら売ろうと目論んでいたと記憶しています。
売って得た売却益と最初の入金額$3000 (約30万円)、最初よりも大きくなった投資資金を次の買付に回そうと思っていました。
しかし、買った後の記憶はすでに有りません。
買付をしたことは良く覚えていたけれどいつ売ったかまでは覚えていません。
どうなってしまったのでしょうか?
セミリ太郎はきちんと株の取引明細表をつけているので、それで確認してみるとエンカナの売却は2006年5月10日になっています。すぐ売るつもりで買った株をなんと半年間もホールドしていたんですね。
半年間もホールドしたにも関わらず売却益 (キャピタルゲイン)がわずか$70.50 (約7050円) だけ出ているのを見ると、おそらく買い付け後株価が下がり売るに売れない状態だったようです。売ったら損失です。
半年後に株価が回復したのを見計らって早速売却して資金を取り戻した、また株価が下がる前に売却益が取れるうちにとっとと売ってしまおう、利益は小さいけれどまた下がる前に売ってしまおう、そんなストーリーが見えてきます。
どうやら塩漬け状態だったようです。
塩漬けとは株を買った後に買付金額を下回り売ると損失になってしまうのでやむを得ず持ち続けることです。
当時のセミリ太郎は塩漬けのつまらなさと恐ろしさをを学んだようです。
半年間というそんなに長くはない塩漬けだったのは不幸中の幸いだったかもしれません。
半年の間に$4.34 (約434円) の配当金の支払いが2回ありました。
初めての株取引から、トレードの仕方、配当金を手に入れるということ、塩漬け、株価は思うようには動かない、こういうことを学べたのではないでしょうか。
(ちなみに取引明細表を確認してみると株式口座への最初の入金以降も追加で入金して違う株のトレードもしていたようです。半年間もエンカナの塩漬けだけではつまらなかったのでしょうね。)
はじめての株取引の体験談を書いてみました。