株式投資をする口座を開設してみた(20年前の話です)









なにを始めるにしても最初の一歩はドキドキです。

初めてGICを買った時も投資信託 (Mutual Fund) を買った時も。

しかし株式投資用の口座を作る時は一番ドキドキしました。

いよいよプロと同じ土俵に足を踏み入れるんだと。

こんな自分が本当にプロのいる世界に足を踏み入れても良いのかなと心配でした。

正直不安しかありませんでした。

それでもその不安を打ち消すだけのやる気と夢がその時にはありました。

最初は名前を知っている会社がたくさんあるアメリカの株式市場で株式投資をしてみたいと思っていましたがセミリ太郎はカナダに住んでカナダドルで給料を稼いでいたこともありカナダの株式市場でカナダ株を買ったほうが理にかなっていると思いカナダ株を取引できるカナダ株の口座を開設しました。

今はオンラインで簡単に口座開設できますが、当時は銀行に行き株式口座を作りたいと伝え銀行系列の証券会社から株式口座開設に必要な契約書などが入った封筒が送られてくる、そういう流れでした。

家で封筒を開けても誰も説明なんてしてくれません。

銀行で銀行口座を開設するときの手取り足取りとは訳が違います。

この時既に株式投資は自己責任なんだなと実感。

しかも契約の書類には英語で難しいことばっかり書いてあります。

英和辞書で調べながら合っているような間違っているような、でもやるしか無い、ええい、ままよ。

やる気と気合とガッツのみで乗り越えます。

そして当時のありったけの金額$3000 (約30万円) を投資用口座に入金することにしました。


数週間後、口座開設の封筒が届き無事に株式投資ができる口座の開設が完了しオンラインでも見られるように設定できました。

すべてはここから始まりました。


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